現代のジュエリーとアンティークジュエリーの違い

ジョージアン スリーカラーゴールド ブレスレット アンティークジュエリー
画像をクリックしてご覧ください

No.1
【ジョージアン スリーカラーゴールド ブレスレット】
フランス? 1820年頃
200年の時を経ても美しい天然真珠を使った スリーカラーゴールドのブレスレット!
粒金と彫金にレベルはジョージアンの最高水準!

『現代のジュエリーとアンティークジュエリーの違い』

左の画像で分かるように一口にアンティークジュエリーと言っても実に多彩です!
『現代のジュエリーとアンティークジュエリーの違いについて、皆さんが知っていることを何でも良いですから言ってみてください。

本当にな〜んで良いですから恥ずかしいなんて思わないで言ってみてくださいね♪
質問にも答えますので何でもお気軽にお聞きください。

ここで楽しく皆さんとお話するのを楽しみにしてま〜す<(_ _)>

静岡県の88548@静岡さん

こんにちは、片桐さま
メールを頂くちょっと前にページを見つけました!

私の端末はルネサンスさまのページのブックマークでいっぱいなので、整理しないといけませんね(^^;)

Gen

僕のミスで混乱させてしまってすみませんでしたm(__)m
早速参加して頂いてありがとうございま〜す!♪

88548さん

さて問題ですが、
これはもう好みの問題なのですが、私は「鋸引き」とか「タガネ」ででき たシャープなとか、クッキリとか、スッキリしたフォルムが好きなのです。
現代物のワックスなんとかのボテボテ感は苦手です。
ラインがハッキリしていると気持ちがいいです

では、セミナー、楽しみにしています。

Gen
さすがクイズ常連の8548@静岡さん,分かってますね〜♪
現代の一般的なジュエリーは、利益追求の余り、昔のようにしっかりした技術で時間をかけて良い物をつくろうとしていないのです。

時間をかけて昔のような作り方をしていると、コストアップになるからです。

職人のX師は、アンティークジュエリーの修復は大好きだけど、訳の分からないジュエリーの修復はやりたくないと言っています!

彼はアンティークジュエリーはどんな風に作っているかは、分かるけれど現代のジュエリーの作り方は、訳の分からない作り方をしているので、ちゃんと修復するのは難しいと言っています。

僕はそれを聞いて現代のジュエリーはそんなに酷いんだと驚きました!

僕が扱ってきたアンティークジュエリーで、彼がどうやって作ったかが理解不可能なのは左の画像 No.3 プラチナ&2カラーゴールドのブレスレットだそうです!!
普通なら絶対に不可能なことをやっているからです!!

優れたアンティークジュエリーがすっきりしたフォルムなのは、基本的な技術を身につけた職人が手間をかけて一つ一つ丁寧に作っているからなのです!(18世紀以前の古い年代の物の中にはすっきりしたフォルムではなくても良い物もあります)

昔は当たり前のように出来たことが今は出来なくなっているのは何故なのでしょう? (問題 A)

(現代の非常に高価なジュエリーにはまっとうな作りの物もありますが、また別の問題があります。それについては後でお話します)

皆さんとお話するのを楽しみに待ってま〜す♪

神奈川県のNIさん
オンラインセミナー、楽しそうなので参加してみました。
Gen

お〜♪神奈川県のNIさん、お久しぶりで〜す(^_^)v
嬉しいですね〜、こうして皆さんとアンティークジュエリーに付いてお話出来ることは・・。

NIさん
エトルスカンの細かい縒り線をどうやって縒ったのかとても不思議です
(@_@;)

縒り線は紀元前からある金細工の重要な技術ですが、現代では忘れ去られた技術です。
細い金線(古い年代の物は髪の毛より細い!)を作ること自体極めて難しく、今では作りことは到底不可能です!。

鋼鉄の厚い板に大きい穴から小さな穴まで順番に開けてある物に、金線を通し、それを引っ張って細く伸ばすことを繰り返してゆくのですが、細ければ細いほど、途中で切れてしまうので、アンティークジュエリーに使われている細い縒り線は今では作れなくなってしまっているのです!

ステュアート朝 ロッククリスタル ペンダント『500年もの時を経た古のペンダント』
ステュアート朝 ロッククリスタル ペンダント
イギリス 17世紀(1600年代)※現在販売中
このイニシャルの金線は髪の毛より細い金線を縒っているのです!!
画像をクリックしてご覧下さい。
NIさん
小さな粒金をひとつひとつ均等な大きさに仕上げていく技にも驚きです
(+_+)
こういう細やかな金細工は現代のジュエリーにはないですよね〜。
古代の粒金を再現したいう物の画像を見たことがありますが、古代の粒金はおろか、画像D,Eの1870年代に作られたエトルスカンスタイルの物に比べても数段落ちる細工で美しくも何ともない物です!

基本的な蝋付けの技術のレベルが下がってしまっているので、昔のような美しい粒金は出来なくなってしまっているのです!

高度な技術は、毎日作り続けていないと、その技術水準を維持出来ないからです。だから昔の物を再現しようと思ってもまず不可能なのです!

ハイレベルのアンティークジュエリーに匹敵する物を作るのには、相当な時間が必要ですし、それに近い物を作れたとしても手間賃を考えるとアンティークジュエリーの価格の何倍もの高価な物になってしまいます!!

だからアンティークジュエリーを復刻した物や、アンティークジュエリー風の物ほどつまらない物はないのです!!


だって本物よりずっと出来が悪くて何倍もの高価な物なんですから(笑)

NIさん
私もいつかエトルスカンのジュエリーをゲットしたいと思っていま〜す
\ ^o^)/
Gen
良い物をお世話したいですね♪
頑張って貯金をしておいてください(^_-)-☆

エトルスカンのスタイルのゴールドジュエリーのような宝石を使っていない金だけの細工物は、その美術的希少価値からすると決して高い物ではないんですよ!
僕は作ることを考えたら安すぎると思ってます!

では何故紀元前にこれほどの細工が出来たのに、出来なくなっていったのは何故でしょう? (問題B)3/28更新


古代の粒金細工←これが紀元前のエトルリアの粒金細工です!
画像をクリックしてご覧下さい。

兵庫県のS.Mさん
こんにちは。クイズどこかなあ〜ってさがしていました。
Gen
すみません、僕のミスでご迷惑をおかけしてしまいました<(_ _)>
S.M.さん
今度の問題は、想像だけでは答えられないからちょっと難しいで
す・・・。
Gen
想像する楽しいクイズは《オンライン クイズ》のページでまたやりますが、オンラインセミナーでは、アンティークジュエリーの基本的な知識を身につけて頂くために始めたのです。

だから僕の質問に難しく考えずに何でも良いから答えてみてください。
質問でも感想でも良いんですよ。

S.M.さん
本当に何も知らないので、どういった答をすればいいかなあとよく
わからないままですが・・・。
Gen

どう答えたら良いのかと思われるのはよく分かります。
僕もたぶん答えにくいだろうなと思ってますから・・。

S.M.さん

現代の巻きの甘い養殖真珠と違って、100年たっても照りやツヤがあせないのが天然真珠で、
天然真珠ならではの、完全に真円ではないものも、その特性を活かした使い方がなされている。

Gen
そうそう、これで良いんですよ。

天然真珠が使われているのはアンティークジュエリーでないと絶対にありえないのです!
今の真珠は養殖真珠であって、天然真珠とはまるで違う物なんですから!
(このことは《知られざる天然真珠の魅力》をご覧下さい)

アンティークジュエリーを知らない人たちは、養殖真珠を天然真珠だと思っているのですからね〜!!

それは今の宝石業界が如何に酷い体質かを証明しているようなものですよ。
真珠の売り場に『これは養殖真珠です』と表示すべきなんですが、養殖真珠ではイメージが悪いので『本真珠』などと訳の分からないことを言っているんですよ(笑)
S.M.さん

ハイクラスのジュエリーは、顧客であった王侯貴族が莫大な富を持っていた時代であるからおそろしく時間と手間がかけられていて、注文生産だからまったくオリジナルなもので同じものがない。


確かに王侯貴族が注文したようなジュエリーは、間違いなく世の中にただ一つだけの本当の一点物です。まあ、そういう物は普通は1000万円以上になってしまう場合が多いので、僕もなかなか扱いきれる物ではありませんが・・。

まあ、そこまでいかなくても高価な宝石が主体ではなくて、細工の魅力の物は、だれでもちょっと頑張れば買える金額であるのがアンティークジュエリーの楽しいところなんです!♪

しかもミュージアムピースと言えるような希少価値のある物でもです!
まあ、それなりに高価ではありますが、田舎の宝石店も売っている1カラットの平凡なダイヤモンドリングより安くても買えるアンティークジュエリーのミュージアムピースはあるってことなんです!!

なぜミュージアムピースと言えるような希少価値のある物が、誰でもちょっと頑張れば買えてしまうのか?
(問題C)

考えることは楽しいし大事なことなんですよ(^_^)

僕の問題の出し方が悪かったようですし、進行の仕方もまずかったのでわかりにくくなってしまいました。m(__)m

だから途中で終わっちゃいましたね(v_v)
次は問題の出し方を工夫します。
ルネサンス Gen Katagiri
ゴルコンダ ダイヤモンド ブローチ アンティークジュエリー
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No.2
『ゴルコンダの白い輝き』
ダイヤモンド ブローチ1840〜1850年頃
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド
ゴルコンダ(インド)産の可能性がある白素晴らしいダイヤモンド!!(18世紀に採れたダイヤモンド)

プラチナ&2カラーゴールド ブレスレッド アンティークジュエリー
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No.3
プラチナ&2カラーゴールド ブレスレッド
オランダの貴族ジュブリー家が結婚の記念に作らせた物
オランダ  1850年頃
この年代でプラチナを使うことは例外的なことですし、プラチナにこれだけの繊細な彫金は普通では考えられないことなのです!※現在販売中

フローレンスモザイク ピエトラドュラ アンティークジュエリー
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No.4
フローレンス・モザイク (ピエトラドュラ)ブローチ
グラデーションをまで石で表現しているのが素晴らしい!
これはハイグレードのフローレンス・モザイク (ピエトラドュラ)です!

エトルスカンスタイル ゴールド ロケット・ペンダント アンティークジュエリー 表
No.5
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エトルスカンスタイル ゴールド ロケット・ペンダント アンティークジュエリー 裏
No.6
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No.5 No.6
エトルスカンスタイル  ゴールド  ロケット・ペンダント
イタリア 1870年頃
縒り線と粒金が素晴らしい!
Cが表でDが裏
空前絶後の縒り線と粒金がは本当に見事!!!
ダイヤモンド ブローチ&ペンダント 北欧 アンティークジュエリー
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No.7
ダイヤモンド ブローチ&ペンダント

スウェーデン 1920年頃
ファンタジックなデザインで素晴らしい仕事!

マデイラシトリン ブローチ アンティークジュエリー
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No.8
「マデイラ・シトリン ブローチ」

アールデコ
フランス 1920年頃
滅多に見ることのない美しいマデイラ・シトリン! 

アールデコのスタイリッシュなブレスレット
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No.9
アールデコのスタイリッシュなブレスレット

フランス 1930年代
オニキス ダイヤモンド プラチナ
硬質感のあるオニキスと、同じように硬質感があり清涼感のあるプラチナのコラボレーションは、現代的なジュエリー・デザインの幕開けを感じさせる
ものがあります。

 

 

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