ヤドリギ ブローチ 拡大

いや〜、この角度から見ていると本当に惚れ惚れしますね〜!♪(*^^)v
まずY字型の右の枝の部分を見てください。微妙な立体感を出しながら太い細いのメリハリが効いた素晴らしいデザインであることがお解り頂けると思います。Y字の根本の大きなダイヤから左右に少しづつ大きさを変えた小さなダイヤ4個がセットされ、ハイグレードのエドワーディアンやデコのジュエリーに見られるミル(ギザギザ)はもちろんの事、それに加えてまるで粒金のような粒状の物が連続して付けられています。よく見ないと気がつかないような仕事ですが、これが見た目にきりっとした印象を与え、美しいジュエリーとしてのイメージに大きく貢献しているのです。正面から見ると余りにも細く華奢に見え、耐久力は大丈夫なんだろかと思える程ですが、横から見ると充分な厚みがあるナイフエッジのような形状に作ってあるのです。それに現代のジュエリーのようなワックスを使った鋳造ではなく、叩いては熱し、叩いては熱しを繰り返して充分鍛えた金属で制作されいるからこそ、100年以上の長い年月の使用に耐える耐久力をちゃんと備えているのです!!
大型のジュエリーでありながらも繊細で軽やか、且つ十分な耐久力を備えてあるのです。Y字の根本をから巻き付くように宿り木が美しい曲線を描いて伸び、先端に今採れたばかりのような美しい天然の真珠で宿り木独特の球状の形を表現してあります。これがエドワーディアンの洗練されたイメージプラス、アールヌーボーらしい左右非対称の魅力ある造形美を感じさせる要因になっているのです。そしてここにも粒金のようなプラチナの小さな粒が蝋付けされ、その先のは繊細精緻なミルがグラデーションをかけて打たれいるのです。
僕はプラチナを使ったジュエリーで、これ程優れた造形美と驚異的な技術の両方を備えた作品は見たことがありません!!買った瞬間から変色が始まるような現代の養殖真珠を使ったジュエリーとは、デザイン、仕事、真珠の質のどれをとっても比較するのが馬鹿馬鹿しくなるほどの違いがあるを皆さんは気づかれるべきだと思います。そしてアンティークジュエリーの中でもこれほどの美しい真珠のジュエリーは滅多にあるものではないのです!!(試しに世界中のアンティークジュエリーの真珠を使った物を検索してみてください)

次に裏側の画像をご覧下さい。




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