天然真珠 ブローチ

画像をクリックしてご覧ください


【誰も知らなかった天然真珠と養殖真珠の違い-2】

《天然真珠は今どういう状況にあるのか》


最も良質の天然真珠はオリエンタルと名付けられているもので、紀元前300年以来知られています。
北はクェートから南はTrucial沿岸水域に達するペルシャ湾岸漁場で採取され、バーレーン諸島沖が最も有名です。
20世紀初頭の天然真珠漁の最盛期には、100人もの真珠採取人を運ぶ大きな船を含めて600隻もの船が漁場に向かったのですが、第二次大戦以降はごく少数の船が出る程度に縮小されています。
その理由はバーレーン諸島と大陸で石油が発見され、製油と輸出が行われるようになると、労働者は、非常に不安定な真珠採取漁業に従事するよりは(期間は5月中旬から9月下旬と限られているうえ、海が荒れた日は出漁出来ない)、むしろ確実に安定した収入を得られる石油会社に勤めるようになったのと、養殖真珠の出現により天然真珠の相場が下落してただでさえ安い賃金がよりいっそう下がってしまい、真珠採取人が激減したからです。
それに石油採掘とタンカーなどによる有害物質で海が汚染され、真珠貝の生息数も激減したのも要因だと言われています。

最盛期には真珠貝の生息数も多く、多くの真珠採取人がいて多数の天然真珠を採取することが出来たので、真円真珠を選べるだけの状況だったのです!天然真珠は養殖真珠のように大きな丸い人工の核を入れる訳ではないので、大きくなればなるほど歪になるのが普通です。天然真珠では大きくなればなるほど真円になる確率は圧倒的に低くなるのです。

だから今ではある程度の大きさの真円真珠は、天然の物では無きに等しいのです!
僅かしか採れない状況では上質の真円真珠などある訳は無いのです!

ネットで調べてみれば分かりますが、天然真珠として販売されているのは芥子と言われる小さな歪な真珠(これも厳格に言えば養殖)とカリフォルニア沖で採れるアワビから出る真珠です。
アワビから採れる真珠は結構大きい物ですが、ほとんどがバロックで色もどぎつく決して美しいというイメージではありません。そんな珍しいだけの魅力のない真珠に派手にメレーダイヤで飾り立てやジュエリーが馬鹿げた高い価格で販売されているのが実情なのです。

最近は、サファイヤやルビーを始め天然のままで上質の宝石が枯渇して、人工処理された宝石が氾濫しているのでアンティークジュエリーで使われている天然の真珠の魅力が再認識されるようになって来ました。
今はその希少価値に見合った価格にはほど遠い状態ですが、いづれその価値に見合った価格になる時が来るのは確実です!人工処理されていないルビーやサファイヤがそうであるように・・・。

だから僕は今の内に天然真珠を使ったアンティークジュエリーを購入されることを強くお勧め致します!!♪
近い将来に価格が急激に上がってしまう可能性が高いのですから・・。
天然真珠 ネックレス
天然真珠ネックレス

珠の大きさ直径0,7cm〜0,3cm
長さ46cm
フランス 1920年頃
クラスプ(オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、プラチナ)
\788,000-

ネックレスの場合は特に上質の天然真珠が使われていますが、これぐらいの大きさの珠の天然真珠のネックレスは滅多に出る物ではありません!!それにこの価格が如何に良心的なプライスなのかを知って頂きたいと思います。
近い将来、あの頃は安かったたのと思われる時が必ず来ると僕は思っています!!
   








 


天然真珠を使ったジュエリー

     

ページトップ

Free Call 0120 974 384 年中無休。平日 AM 10:00 - PM 11:00 、土日 AM 11:00 - PM 11:00。携帯電話もOK