このルーペは海外のディーラーから電話で「ジョージアンのスリーカラーゴールドの素晴らしいいルーペが出た」と聞いた瞬間「買った」と言ってしまっていました！（笑）
まあ、そのぐらい僕が大好きな物なんです。何故そんなに好きかと言うと、それは上質の贅沢品だからです。（笑）

身を飾るために作られたジュエリーよりも、日常生活の中で使うために作られた贅沢な物こそアンティークでないと絶対に無いものなんです。単に高価な宝石を付けたルーペは作ろうと思ったらお金を出せばいくらでも作れるでしょうが、このルーペは立派な美術品と言える素晴らしい仕事（カンティーユ）で作られているのですから。

人に見せるためとか、人がどう思うかなんか関係なく、自分の美意識を満足させるために特別に作らせた物に違いないのです。こういう物は只の資産家ではなく当然貴族が作らせた物だと思いますね。

この写真から解りませんが、すごく手間の掛かる難しい仕事にもかかわらず、何と両面全く同じ細工で作られているのです。そこがジュエリーより贅沢な物という所以です！

※長さ6cmと小型ですからペンダントに出来るサイズです。

これは実物をご覧になられた方はその余りに繊細で精緻な金細工に皆さん驚かれますね！

3カラーゴールド　カンティーユ＆グラニュレーション　ルーペ

ハイキャラットゴールド（18金相当）、トルコ石、
6.5cm×3,5cm
イギリス　1810年頃

Sold