/8,002字

ツール

[アンティークジュエリー ルネサンス]

ルネサンスにはご来店が難しい方の為に品物を送って見て頂けるサービスがあります!
TOP
(カタログ)
メールマガジン お問い合わせ
(メール)
Genと小元太の
フォト日記
セミナー
&クイズ
アクセス・地図

インタリオ&リバースインタリオとはどんな物?

[18世紀 インタリオ 拡大+]
[実物大+][100円玉サイズ+] ←実物大
ブラウザによって大きさが違います。青い○に100円玉を置いて100円玉の方が大きければ実物より小さいということです。 森の中の三頭の鹿をそれぞれ違うポーズに彫っていますが、中央の鹿は体長が5mmほどで頭部はたった2mmしかない、非常に小さな物であることを考えれば、人間技とは思えない驚異的な細密彫りなのです!!!

ブラッドストーンの赤い斑点を活かした木の葉が、鹿のお尻の手前にあるなど、遠近感を巧みに表現しているのも素晴らしいではありませんか!!

木の葉の部分は赤い斑点を小さな塊のように彫って立体感を出していますが、これも独創的な技法で、この作者はいったい他にどんな作品を彫っているのだろうと感動します!!サインが無いのが不思議なぐらいで、きっと当時の名人級の腕前の彫り師だったのだと確信します!

インタリオとはどういう物でどんな魅力があるのかお話するにはこの作品が、インタリオならではの特徴が良く出ているので選びました。

[18世紀インタリオ+]

カメオは古代ローマルネサンス、19世紀とそれぞれの時代に人気がありましたし、レベルは見るのも嫌になるほど低くなったとはいえ、今でも作られていますが、それは誰にでも解りやすく、一見付けて映えるとの錯覚されているからです(笑)。

それに対してインタリオは、カメオ(浮き彫り)とは逆の彫り、つまり沈め彫りというか、モチーフの部分を彫り下げているので、肉眼で見るとその細密な彫りがどれだけ凄いものなのかが全く解らないのです。

僕も12年程前にインタリオを撮影して拡大画像を見た時の驚きと感動を思い出します。世の中にこんな凄い彫り物があったとはと感激し、こんなに素晴らしい物は何とか多くの方に知ってもらわなければと努力して来たのです。

え?画像を見れば解るって?いやいや、インタリオは拡大画像では何故かカメオ(浮き彫り)に見えてしまうからその本当の凄さは解らないのです!
このことを初めて知った時は僕も本当に驚きました!
僕の常連のお客様の多


TOP