陸前高田市
『ここから過去の津波浸水区間』と書いた標識があちこちにあり、津波の被害にあった地域とそれが無かった地域で、全く違う様相でした。
津波の爪痕
津波で木がなぎ倒されてそのまんまって感じですね。
震災から4年経ってもこんな状態の所が未だにあることに驚きました!

陸前高田市

これは建設資材を運ぶ施設なんでしょう。車で道路を走っていても『災害復旧』と書かれた布を付けたダンプカーやトラックが沢山走っていて、埃っぽいのでオープンカーでは快適ではなかったんです。

陸前高田市

高台に盛り土をして宅地造成をしている箇所も多かったですね。
震災から4年も経つのに、復旧工事はかなり遅れているなと思いました。人手不足と資材不足が原因なんでしょうが、何とかならないものでしょうかね・・・。
メディアから流される情報だけでは、本当のことは分からないってことがよく分かりました。

陸前高田市
陸前高田市は最も被害が大きかった街で、市の60%が消失したと聞いています。
こういう更地は震災前は住宅が建っていたのでしょう。あの巨大津波は先年に一度の大規模な津波だったことが良く解ります。自然の驚異の前には人間なんてちっぽけなものでしかないんだなとつくづく思います。
千年前にこの地域が大津波に襲われた時は、人口も少なくインフラなども無きに等しい状況だったでしょうが、今回は人口も比較にならないほど多く、インフラの規模も巨大だった訳で、その被害の規模は圧倒的な違いがあります!

だから今回の大津波の被害は、日本の歴史上かつて無かった巨大な被害だった筈です。
被災地の皆さんに少しでも早く安心して住める環境を作る為に、政府は全力を尽くして欲しいなと思います。

何だか、東京オリンピックなんて騒いでいないで、被災地の復興事業を完璧にやるべきだったような気がしてきました。

大理石海岸
大理石海岸

標識
ここは陸前高田市の近くの大理石海岸というなかなか面白い風景の観光地ですが、せっかくの遊歩道に通行禁止の標識がありました。ここにも津波が押し寄せたんだと思うと、景色を見ていても辛くなります。

大理石海岸
陸前高田市

今回の南三陸ドライブ出張はいろいろな意味で有意義なものでした。
初めてお目にかかったAさんは、中国陶磁器の古い年代の作品を収集された方で、古代ローマ・ギリシャの指輪を購入したいとのことでした。メールや電話だけではお互いにどんな人間なのかわかりませんしね。

そして東北大震災の被災地も自分の目で見ることが出来て良かったと思っています。
これほど復興が遅れていることは、メディアの情報だけでは分からなかったですから・・・。

自然の力の強大さを知ることは、自然を大切にする意識につながる訳で、少しでも多くの人がそれを認識すれば、地球の温暖化現象の解決にもプラスになるのではないでしょうか。


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