クラスプ 金具 アンティークジュエリー

 この拡大画像を見て皆さんは初めてこのネックレスの素晴らしさをお解りになられたのではないでしょうか?薄い板状の縁にぎざぎざを付けた物を渦巻き状にしたり、花びらのように蝋付けしてあるのが、フランス語で刺繍と言う意味のカンティーユと言う技術です。これは極めて金地金が高価であった18世紀末から19世紀初期に発達した独特の技術で、特に花びらのようなタイプの物はとても珍しいのです!
 カンティーユに添えてある大きさを順に変えた粒金は完璧と言える蝋付けですし、正方形の周囲に蝋付けされた粒金に一つ一つに何と縒り線が取り巻かれているのです!僕は今までこのタイプの粒金は見た事がありません!♪
 最後に もう一つ説明しておかなければならない事があります。それは地の部分に彫られている斜めの細い線です。これは肉眼では見えない程の繊細な線なのですが、これだけ拡大して完璧な美しい線なのには言葉も出ないほどの技術の凄さを感じます!!♪それに模様まで打ち出されてるんだから呆れるほどの素晴らしい仕事です!
 下の小さな画像がだいたい実物に近い大きさですから、この粒金や彫金のレベルが如何に想像を絶する凄いものであるかが解るというものです!!しかもこれは人に見せる為の物ではないクラスプ(金具)なんですからね〜!やはりジョージアンのジュエリーは、ヴィクトリアンのこれ見よがしの成金趣味のジュエリーとは根本的な違いがあるんですよ。


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