ダイヤモンド ネックレス 18世紀

ダイヤモンド ネックレス
フランス 1750年頃
シルバー、ローズカット&ステップカット・ダイヤモンド
アンティーク皮製ケース付き
長さ38,5cm 中央に下がっているペンダント 6cm×3cm

 これは僕がこの31年間で扱ってきたアンティークジュエリーの中で最も価値ある空前絶後のダイヤモンドネックレスです!!♪
 フランスのロココ時代の作品ですが、デザインとしてはもっと古いスタイルなので、もうすこし古い可能性もあるのです。ロンドンで発行されているアンティークジュエリーの本でもこれぐらい古いダイヤモンドネックレスは見たことがありません。ゴールドバックではなく、すべてシルバーで作られており、もちろん銀の板からすべて掘り出されています!!250年の時を経た銀の渋さとローズカット以前のステップカットの古輝きは、見る者の心を捕らえて放しません!市場に出回っているダイヤモンドの量が、19世紀以降に比べて絶対的に少なかったこの時代に、これだけのカラットのダイヤモンドを使ったネックレスは、余程の上流階級の貴婦人が付けた物だと思います。
  この時代は、ファッションの流行とともに石を外してすべて作り替えるのが当たり前でしたから、このネックレスのように完全な形で残っているのは極めて希な事なのです!!
 19世紀のダイヤモンドのジュエリーとはひと味もふた味も違う、独特の魅力を感じますし、ちょっと黒みを帯びたダイヤの鈍い輝きが何とも言えない魅力を感じさせるんです。デザインも仕事も当然、この時代の第一級と思われる素晴らしい仕事です。
 しかもこのネックレスは実際に付けてみると、予想外に現代のファッションにも合いますし、それほど大げさな感じがしないことに一様に驚かれますね♪

 僕は、ウェディングドレス用のダイヤモンドネックレスとして、母から娘に代々引き継がれる大切なジュエリーにしていただける事を願っております。


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