十字軍とジャンヌダルク十字軍とジャンヌダルク十字軍とジャンヌダルク
中世鐙型 サファイヤリング 指輪





鐙型リング
中世(12〜13世紀頃)
フランス又はイギリス
サファイヤ、22〜24K
サイズ 21(サイズ変更可能)
価格はお問い合わせください。

栄光の古代ギリシャ・ローマが滅びた後に、ゲルマン民族が支配することになり、西ヨーロッパの中世は ペストの流行、異端審問などに象徴される暗黒時代という見方をされていましたが、1000年以降、ヨーロッパは比較的安定した時代であり、封建制度という骨組みに支えられて、強力な支配者が国家に平和と秩序をもたらしました。それにより交易は栄えて都市が発展し、人口が増大したのです。
カトリック教会の力は頂点を極め、ノートルダム大聖堂やミラノの大聖堂などが続々建造され、十字軍の遠征も盛んに行われていたのです。
ヨーロッパで最初の大学がイタリアで設立されたのもこの頃です。

最上段の画像は十字軍とジャンヌダルクです。
ジャンヌダルク(1412年 〜 1431年)は、この指輪が作られた年代より200〜300年後の人物です。




パリのノートルダム大聖堂やミラノ大聖堂は、12世紀後半から花開いたゴシック建築の代表的な建物です。

ミラノ大聖堂は1836年に工事が始められたイタリア・ゴシック建築の最高傑作と言われる建築物でああり、起工より完成まで500年以上も掛かって、19世紀半ばにに完成していますが、これほどの年月と莫大な資金を使えたのは、キリスト教の布教が進み、司教区からの十分の一税(献金?)やその他の税を定期的に徴収することが出来るようになったからです。それ故に教区を支配していた司教が如何に裕福だったかが分かります。

この指輪は上記のような背景の中で作られた高位の宗教関係者の指輪だと言われていますが、聖なる石と言われるサファイヤを使い、余分な装飾を一切省いたシンプルなデザインは、カソリックの司教に相応しいデザインだったのだと思います。

サファイヤを高く持ち上げたような独特のデザインは、まるでゴシック建築の大聖堂に見られる、天を目指した尖塔のようです!
僕にはこの指輪のデザインが、ゴシック建築の影響を受けているように思えるのです。

この指輪と同じ年代で同じ様式の物が、大英博物館とルーブル美術館に1点づつ収蔵されていますが、
この指輪は、石、仕事、コンディションのすべてがそれらの指輪に優るとも劣らない秀品です!!

次ページでこの指輪についてのお話を致しましょう。


ノートルダム大聖堂
ミラノ大聖堂
中世鐙型 サファイヤリング 指輪

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