僕はアンティークのステーショナリー(文房具)が好きで、昔からいろいろな物を扱って来ました。
出来ることなら、ステーショナリー専門でやりたいぐらいですが、いろいろな条件を備えたハイレベルの物はとても少ないので、諦めているのです。

だから、こういう金無垢のプロペリング ペンシル(シャープ ペンシル)と出会うとすご〜く嬉しいんです!♪

今の文房具は機能性だけを考えて作られた物ばかりです。
ほとんどの物は安くて使いやすい物で、中にはちょっと高いけど気の利いたデザインの物があるかなという感じです。

現代の高級シャープペンシルではどんな物があるかを調べてみたら、クロスの18金無垢の物が21万円ほどで売っていました。

性能的には普通のクロス シャープペンシルと同じ物で、違いは18金無垢とだけのことです。
いったいどういう人たちが買うんでしょうね?
こんな意味の無い単なる贅沢品を・・・。
きっとアラブか中国人の成金でしょうけど(笑)。


ここでご紹介する1880年頃に作られたゴールドのシャープペンシルも9ctゴールドとは言え金無垢です。
しかも、六角形の各面にすべて違う模様を彫ってあるのです!!
それに頭部にはインタリオを彫るためのシトリンまでセットされているのだから嬉しくなります。


このシャープペンシルは、130年も前に作られた物ですが、今でもちゃんと使って楽しむことが出来ます。唯、芯の入れ替えはコツがあるので、このペンシルのような物を使うには愛が必要かもしれません(笑)。


本体中央部のパーツAを左にスライドさせて芯が入っている部分が出て来てたら、Bを右に回すと芯が出て文字を書ける状態になります。

芯を収納する時は、Bを左に回して指で芯を押すと芯を収納出来るという構造です。


シャープペンシルというのは日本語の商標で、アメリカでは mechanical pencil(メカニカル ペンシル)、イギリスでは propelling pencil(プロペリング ペンシル )と言われています。

古いシャープペンシル(ヴィクトリア時代〜戦前)の芯替え。

1. まず、ペンの先端の金具を回して外して、古い芯を取り除く。

2. 芯を受けるソケットの部分を時計回りに回して芯をせり出す棒を引っ込める。

3. ペン先の金具をセットしなおす。完全に止まるまで回す。

4. 替芯をペン先から差し込み、硬いところに軽く押し付けると固定される。

注意:
・芯をせり出したり引っ込めたりすると、グリップが外れるので、再度 4 を行ってください。
・芯の一番最後の部分が内部の機構にセットされるので、芯は最後まで差し込んでください。
・替芯ホルダーは芯を入れるだけで、自動的にセットされる訳ではありません。



プロペリング ペンシル(シャープ ペンシル)
イギリス 1880年頃
9ctゴールド、シトリン
長さ 7,6cm
重量 6,7g
替え芯も何本かお付けします。
Sold
1円玉サイズ

持ち主の名前が彫られています。

替芯ホルダーは芯を入れるだけで、自動的にセットされる訳ではありません。

オリジナルではありませんが、アンティークの皮ケース付き

1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
仮予約とお問合せはメールかフリーコール(0120-974-384 片桐)でどうぞ(pm11時までOK)携帯もOK



ページトップ

Free Call 0120 974 384 年中無休。平日 AM 10:00 - PM 11:00 、土日 AM 11:00 - PM 11:00。携帯電話もOK