ジョージアン カンティーユ 粒金 ゴールド ペンダント 実物大に近い画像
1円玉サイズ ←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

『ジョージアンならではの見事な金細工』

グラニュレーション(粒金)&カンティーユ ペンダント

イギリス 1820年頃
アクアマリン(クローズドセッティング)、
ピンクトパーズ (クローズドセッティング)、
15〜18ctゴールド
6cm×5,2cm
重量16,2g
¥1,500,000-

このジョージアンのペンダントはアクアマリンとピンクトパーズも魅力ですが、最大の魅力はグラニュレーション(粒金)とカンティーユです!!


センターとその上下の石がアクアマリンで、その他の石はピンクトパーズです。


産業革命以後、経済が発展しているのにも関わらず、長い間新しい金鉱脈が発見されず、金が非常に高かった時代に、少ない金で見栄えのするジュエリーを作ろうと発達したのが、グラニュレーション(粒金)とカンティーユとです。


このペンダントのカンティーユは、縁にギザギザを付けた金の薄い板を渦巻き状にして先端の粒金を付けてあります。


このような粒金の使い方は、古代の遺跡から発掘されて古代のジュエリーの影響だと思われますが、粒金を留めている部分に古代の粒金とは違う工夫がなされているのです!!

それは金が非常に高価な時代の証で、全体に透かしを多く取り入れた作りからもそれが頷けます!



画像Aは1870年代のエトラスカン・スタイルの 金細工のブローチです。

同じような繊細な金細工でも、粒金&カンティーユのペンダントに比べて、透かしが全く無く、金の料を気にせずに作っていることが解ります!

このことから同じ金細工でも、ゴールドラッシュ以降で金の価格がずっと下がっていたからなのです。

エトラスカン・スタイルのジュエリーも古代の遺跡から発掘された金細工に刺激を受けて作られた物ですが、縒り線を多用しているのが、ジョージアンの金細工との違いです。



ジョージアン カンティーユ 粒金 ゴールド ペンダント アンティークジュエリー
エトラスカンスタイル ブローチ

拡大
このペンダントはジョージアンの金細工としては、異例と言えるしっかりした作りで、他の物に比べると全体に厚みがあるのですが、金の重量を抑えるために独特の工夫がされているのです!!

細い金線に見える部分は、すべて板状の物で縁には表と裏にミルのようなギザギザを付けてあり、それが繊細な美しさに貢献しているのです!

これだけの複雑な形の物を、型を使った鋳造ではなく、完全にすべて手作りということは、膨大な時間を掛けて作っているということです!!!
もし、今作ったとしたらこの価格の軽く10倍にはなるでしょう!!
手間を掛けて作られた19世紀初期のゴールドジュエリーを見ていると、現代のジュエリーに比べて、価格がまだまだ安すぎるなと思ってしまいます!!
拡大-2 粒金を留めてある部分が板状ではなくて、レール状と言うか、二本の金線の上に蝋付けされているのが特徴です!!
粒金の裏 粒金の裏を見れば、それが解ります!!

粒金の裏側が見えるなんてことは、普通はあり得ないのです!

全体に厚みのある金を使う代わりに、粒金を留めてある部分は板状にせずに、レール状にすることで、金の使用量を減らすという、工夫が成されているのです!
拡大3 これが一般的なこの時代の粒金の使い方です。板状の金に粒金が付けられているのが解ります。

拡大4 右斜め

粒金はグラデーションになっていて、その蝋付けの蝋付けの技術は完璧なので、約180年も経っているのに。ほとんど取れた形跡がありません!!

このコンディションの良さは希なことですし、金の色も少なくても18ctはあると思われる、良い色です!

左斜め バチカン
リボン又はチェーンを通すためのバチカンも本体と全く同じレベルの細工がされています!
   
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高級シルクコードをお付け致します。


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