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フランス ルイ16世様式 ブローチ フランス 1880-1900年頃 中央のホワイトエナメルの中に花綱(フェストゥーン)をあしらっているのが、優雅なデザインでとてもいいですね。 このブローチは、同年代のブローチよりもずっと小さなサイズなのに、精緻な仕事がしてあるものはアンティークといえども珍しく、特注品である可能性もあります。 |
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このブローチは小ささが特徴であり魅力!! これは例外的な特注品なのです!! |
全体はシンメトリックなデザインになっていて、上にアカンサス、左右にパルメット、中央には花綱と、新古典主義のモチーフが配置されています。 中央の四角には、ブルーの地模様が透けて見えるエナメルです。 中の花綱が、ホワイトのエナメルからブルーのエナメルに小さなダイヤモンドで留めたようになっています。 ブローチの下のドロップのサファイアも小さいながら良い色の石を使っています。 小さいダイヤモンドがモチーフの中に散りばめられていますが、 左右の端に三つずつ付いている石などは、極小のオールド・ヨーロピアンカットになっているのです!! 細工の細かさ、完成度は他に類をみません。 |
この画像は、ブローチ上部のアカンサスの模様を拡大したものです。(上下逆さま) サファイアが細長い長方形の「カリブレカット」のような形で、ブルー・エナメルの直線と対応するようになっています。 |
上部のアカンサス模様の裏にも、美しい彫りが入っています。 ダイヤモンドはシルバーで留めていて、裏はゴールドバックになっています。 表から見るとダイヤモンド同士がつながっているように見えるのですが、裏から見るとしっかり金の細工で支えているのがわかります。 |
ブローチしたのサファイアのドロップ部分は、動くようになっています。
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