ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント 古代ギリシャ 紀元前2世紀

ゴールド ペンダント
古代ギリシャ 紀元前2世紀
約22ctゴールド
2,5cm×0,9cm
Sold
ネックレスに下がっていたパーツでヘラクレスの棍棒をイメージした物。

古代ギリシャ 金 ペンダント 実物大 1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

 


ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの武器である棍棒を様式化した金のペンダント。

完成された造形美を持っています。

本体は薄い金の板から作成されており、中は空洞です。

円錐形を引き延ばしたような形ですが、九つの面のある九角錐になっているのが素晴らしい!

木の節の模様を金線と粒金で表現してあり、それが面ごとに互い違いに配置されているという繊細な作りが、紀元前の物と紀元後の物の違いなのです。

底面と側面は別々に作っていて、境目に金線を巻いていますが、上部にも飾りに金線を配して、節のない部分と区切ることで、継ぎ目を目立たなくするばかりでなく、全体のデザインを引き締めています。

 

ヘラクレス

古代ローマの遺跡から発掘されたヘラクレス像。

日本の鬼に金棒の原点はここにあった(笑)

ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント エンシェントジュエリー
ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント 古代のジュエリー ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント
ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント
上部の輪の部分にも縦に溝を入れています。

ヘラクレスの棍棒 金 ペンダント古代ギリシャ 金 ペンダント 実物大 ボンナムに過去に出された金のペンダント

(左)3.2cm、(右)4.4cm
古代ローマ 1-2世紀

大手オークションから。
円錐状の胴に木の節をイメージした涙型の装飾があります。
大きい方の底面には緑の模造宝石が取り付けられています。

ゴールド ペンダント
古代ギリシャ 紀元前2世紀
約22ctゴールド
2,5cm×0,9cm
SOLD
左の古代ギリシャの紀元前2世紀の物は、九つの面のある九角錐になっていて、木の節の装飾が面ごとに互い違いに配置されているという繊細な作りになっていますが、それが紀元前の物と紀元後の物の違いなのです!

大英博物館にもこのタイプのペンダントが収蔵されていますが、僕が調べた限りでは、紀元後の物ばかりで、ネット上では、紀元前の物は公開されていないのです。(大英博物館所蔵の作品は、後日、その画像を掲載致します)

だから、ここでご紹介する古代ギリシャの紀元前2世紀のペンダントが如何に希少価値のある物かがお解り頂けると思います!!
しかも価格が、19世紀の小さな金のペンダントと同じぐらいの価格なのは不思議なぐらいです!!
アンティークジュエリーでもそうですが、エンシェントジュエリーの場合は、よりいっそう美術的希少価値に価格が比例しないことが多いのです。
だから僕は、今こそエンシェントジュエリーを購入される絶好の機会だと思っています!

ペンダントを下げた画像

2,200年から2,300年も前に作られたエンシェントジュエリーを見つけるのは、実に楽しいことです!♪
シルクコードまたは皮ひもをおつけ致します。

ネックレスに下げてある棍棒のペンダント

ギリシャ東部 紀元前 1-2世紀
全長 22cm

金細工のビーズとコーネリアンのビーズを交互に配しているネックレス。
ヘラクレスの棍棒のデザインのペンダントが、どのように使われていたかが解ります。

金の部分は、極小のフィリグリーや粒金を巧みに用いています。
留め金近くの二つの棍棒には、斜めにグリーンとブルーのクロワゾネ・エナメルが施されています。

棍棒のペンダントをコレクションして、古代のビーズと組み合わせてネックレスを作るのは大変楽しいことだと思います。
古代のビーズなども、僕がお世話させて頂きます。

以下は、大英博物館をはじめとしたこのタイプのペンダントの画像です。

このヘラクレスの棍棒のペンダントはギリシャからローマ時代に変わっても、継続して作り続けられているので、ローマ帝国が広がった範囲から見つかっています。

ギリシャの神殿の柱頭装飾はドリス式、イオニア式、コリント式の3オーダーに限定した中で美的感覚を洗練さていますが、この様式のペンダントも基本は同じで、円錐形の角度や、長さ、節の表現や配置など、時代・地域によって微妙な違いがあります。

このようなペンダントをコレクションして、ネックレスを作成するのも大変面白いと思います。近日中に大英博物館所蔵のいろいろなタイプの棍棒のペンダントの画像を掲載する予定です。

大英博物館 古代ジュエリー 展示

大英博物館の展示。中央に二つのコーン状のヘラクレスの棍棒のペンダントが展示されています。(Flickrより)
底面にガラスが嵌め込まれているのが見えます。

ボンナムに過去に出された金のペンダント

大型 ヘラクレスの棍棒 ペンダント

(左)3.2cm、(右)4.4cm
ローマ 1-2世紀

大手オークションから。
円錐状の胴に木の節をイメージした涙型の装飾があります。
大きい方の底面には緑の模造宝石が取り付けられています。

全長 49.5cm
ローマ 1-2世紀

同じくオークションから。
木の節の表現に金線と粒金を用いています。

 



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