シルバー オープンワーク ブローチ アンティークジュエリー

古(いにしえ)のダイヤモンドブローチ

ローズカットダイヤモンド
シルバー
ブローチのピンは18ctゴールド
3.5cm×3.5cm

フランス
1750年頃

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渋い味わいが解る方なら、このブローチのローズカットとシルバーの透かしの美しさに気づかれると思います。

草花模様が乱れずに円形にまとまっていて、いかにも上品な感じがします。

中央の大きな石を中心に、七つの大きめのローズカット・ダイヤモンドを配していますが、三角形、楕円、円とそれぞれ形が異なるのが、このぐらい古い年代のダイヤモンド・ジュエリーの醍醐味なのです!

石も留め方も極端に違う形なので、でそれに合わせて石を包み込むような留め方をして、いろいろな形の花のイメージにしてあるところに作者のセンスの良さを感じます!

一つ一つの花の個性の表現して且つ、全体として美しいデザインになっていますが、これは古い年代のダイヤモンド・ジュエリーでもとても少ないのです!

ローズカット・ダイヤモンドは石自体の魅力もありますが、いかに石の魅力を引き立てかを、昔の人が考えているところが面白いんですよ♪

古いジュエリーながら直径 3.5cm 程の適度な大きさで、大変使いやすいのも魅力です。

ブローチ 大きさ比較用
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。


銀 透かし アンティークジュエリー

 

ダイヤモンドの産出量がとても少なかった時代で、現代のブリリアンカットの原型であるオールドヨーロピアンカットがまだ開発されていなかった時代ですから、クローズドセッティングにして、石の下に金属箔を敷いて少しでもダイヤモンドが輝くようにしてあります。

その金属箔が、それぞれ自然におこる変化の仕方や度合いは当然異なってきますので、あるものはうっすら緑に見えたり、ピンクに見えたりするのが、古(いにしえ)のローズカットダイヤモンドの魅力なのです!♪

でも、皆さん、ここで間違ってはいけません!
さほど古くない19世紀中期の物で、単に質が悪く、汚いだけのローズカットダイヤモンドを使った粗末なジュエリーとの違いを分からないと、お金をドブに棄てることになっちゃうんです(笑)。巷ではそんなローズカットダイヤモンドを古びた味わいとか言っちゃって高い値段で売っている場合も多いのです。

だいたいローズカット、ローズカットと馬鹿の人問い覚えで騒ぎ過ぎなんです(笑)。

本当に魅力的な味わいのあるローズカットダイヤモンド・ジュエリーは簡単に手に入る物ではないのです。

当たり前の話ですが、左の写真のように、きれいに感じるかどうかを忘れてはいけません。それに、洗練された細工なので全体の形がスッキリして、古くささを感じないからこそ美しいのです。

シルバー ローズダイヤ ブローチ 裏

アンティークであっても、裏にここまで素晴らしい彫金がしてあるものは、滅多にありません!
このブローチを作った人は、手間を惜しむということなど微塵も考えていなかったのでしょうね。

一つ一つ違う形の七つの花は、裏まで立体的な作りで、その丁寧な彫金は見ていて嬉しくなります♪

18世紀後期から、衣服を汚さないようにと、裏を金にするようになりますが、このブローチはすべて銀だけで出来ていますが、これは古い年代のジュエリーの証なのです。(ピンは18金ですが、これは19世紀になってから付けられた物です)

地金の茎を表から見ると、細く線のように見せていますが、裏は強度を増すために太くして、そこへ彫金を施して仕上げてありますが、これは物凄い時間を掛けてヤスリで丁寧に仕上げてあるのです!♪
高い美意識が感じられる素晴らしい仕事に感動です!♪


銀 透かし アンティークジュエリー
ジョージアン シルバー ブローチ アンティークケース 

付属のアンティークケース

 

オリジナルではありませんが、アンティークのとても良いケース付です。

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