非加熱 サイベリアンアメシスト ブローチ アンティークジュエリー
真夜中に石の中から赤い炎が湧き上がるという伝説のある、世界で最も高品質の美しいサイベリアン・アメジスト!!

いったい何年かかったのだろうと思いたくなるほどのスリーカラーゴールドの彫金はジョージアンの最高レベルで、これはこのサイベリアン・アメジストが如何に貴重な石だったかの証なのです!! 

ジョージアンのゴールドジュエリーの場合、ほとんどがカンティーユ、粒金、縒り線を使っているのが多いのですが、これは独創的な金細工が施されています!!

非加熱サイベリアンアメシスト アンティークジュエリー

実物大

1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ジョージアン 3カラーゴールド サイベリアン・アメジスト ブローチ
イギリス 1820年頃
サイベリアンアメジスト(シベリア産の最高品質のアメジスト)
6,2cm×5,5cm
重量 26g
オリジナルケース付き
Sold
サイベリアン アメジスト
金細工 拡大 やはりサイベリアン・アメジストは普通のアメジストとは比較にならない程美しいですね!♪
石のカットも表裏ともに見事です。
そしてフレームの外側には、19世紀中期以降ならダイヤモンドをセットしてあるでしょうが、
そこには金を球状にして多数の点を打った物が38個も蝋付けされています。
しかもピンクゴールドとイエローゴールドの物を交互に蝋付けしてあるのが素晴らしい!!

これらの金のボール状のパーツは全体で何と82個も付けられているのです!!
一つだけでも大変な手間がかかる物なのに、これだけ沢山の物を作って一つ一つ蝋付けする作業は想像を絶する難しい細工です!!

だから19世紀以降になると小さなローズカットダイヤモンドをセットして、手間を省くようになるのです。ダイヤモンドをセットする方が圧倒的に簡単ですし、その方が一般的に見栄えがすると思われているからです。

19世紀中期以降は高い美意識を持った人たちが確実に減ってゆくので、こういう繊細優美な金細工の魅力が分かる人たちが少なくなり、技術の継承が止まってしまうのです。

このような超何度の金細工は、毎日毎日作り続けないと維持出来るものではないのです。
だから一度途絶えてしまうと、永久に作れなくなってしまうのです。
現代のどんなに名人級の職人でも、時間さえかければ作れるなんてことは絶対にあり得ないのです!!

『現代の色石とアンティークの色石の違い!!』
実物大
サイベリアン アメジスト 裏 カット
石の裏のカットも素晴らしいのが良く分かります。フレームは表面からは一見華奢に見えますが200年もの年月に耐えるしっかしりた耐久力があるのです!!   それが現代にジュエリーとの完璧な違いです!!   現代のジュエリーなんて100年後に完全な形で残っている物はゼロなんですから(笑)。
上部の金具はセーフティーチェーンを付けるための物です。
ジョージアン ゴールド ジュエリー 爪
サイベリアン・アメジストのカットも良いですが、それを留めている爪が美しい形で、ここにまで彫金を施し、先端に装飾のための粒金を蝋付けしてあります!!   これはオーダーした人の美意識の高さと作り手のプライドの高さを物語っているのです!

今では爪の美しさを気にする人なんている訳なんですから(笑)。だから石だけの価値しかないハリーウインストンを崇拝する輩が多いんです(笑)。

ジョージアン スリーカラーゴールド 彫金 アンティークジュエリー
この金細工は何と素晴らしいことか!!♪  各部のつや消しは眼を見張る凄さです!!  一見ランダムに見える無数の点をタガネで打ってあるのですが、実は計算された打ち方なのです!!  金はピカピカにするのは馬鹿でも出来ます(笑)。 余分な艶を消して美しい輝きにするのは至難の業なのです!!
二つの洋なしにはルーペで見ても分からないほどの極小の点を無数に打ち、そこの小さな凹みを打ってあるので、まるで水滴のように見えるのです!!
 このブローチが作られた1820年頃は金が歴史上最も高価だったとも言われていて、その為に少ない金で見栄えのするジュエリーを作ろうと、カンティーユや粒金などの技術が発達したのですが、この部分は洋なし?と中央のパインコーン(松かさ)の部分は打ち出してありますが、全体にこの時代の金細工としては異例の充分な厚さがあるのが、普通のジョージアン ゴールド ジュエリーとの大きな違いです!!
最近も金はかなり高くなっていますが、この時代の金の価格はそんなもんじゃないんでです!!  今の数十倍はしたと言われているのですから!!
ジョージアン スリーカラー・ゴールド 彫金

ここまで大きく拡大すると、ボール状の金細工が交互にピンクゴールドとイエローゴールドになっているのが分かります。

ジョージアン スリーカラー・ゴールド 金細工
こんなに拡大して見るのが楽しいジュエリーはアンティークジュエリーでも滅多にないし、現代のジュエリーではつまらなさが拡大されるだけですよ(笑)
裏
この部分は洋なし?と中央のパインコーン(松かさ)の部分は打ち出してありますが、全体にこの時代の金細工としては異例の充分な厚さがあるのが、普通のジョージアン ゴールド ジュエリーとの大きな違いです!!
部分拡大 どの部分を拡大して見ても、このブローチが如何に高度な職人技で作られているかが良く分かります!

ジョージアン ジュエリー 裏
ブローチのピンの受けが普通とは逆に上向きに付いていますが、これはおそらく召使いに付けさせるには、この方が付けやすいからだと思います。
このクラスのジュエリーの持ち主は、当然貴族ですから、自分で付けたりはしないのです。
オリジナル アンティーク ケース オリジナル アンティーク ケース
オリジナルケースが付いているのもラッキーです♪

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