デンドライト・アゲート ピアス 実物大 100円玉の大きさが解る画像 

デンドライト・アゲート ピアス

フランス 19世紀初期
デンドライト・アゲート、シードパール
18K
2,5cm×2,1cm
Sold
デンドライト・アゲートは、モス・アゲート(苔メノウ)と良く似ていますが、結晶の出方や色合いが微妙に違い、苔メノウよりもずっと少なく一般的には知られていない石です。

これらの石はピクチャー・ストーン(風景画のような石) 想像力をかき立てる面白みのある石なのです!

またこれらの石のように半貴石の範疇にも入らない石でありながら、何か面白みのある独特の雰囲気を持つ石をオッドストーン(希石)と言い、あのファベルジェも好んで使っています。

普通の貴石や半貴石のように、見た目に分かりやすい奇麗な石とは違い、自然のさり気ない美しさと、見る人によっていろいろなイメージが浮かぶ面白さが魅力です!

だからこのような石は、美意識の高い上流階級の人たちに好まれた石で、特に19世紀初期の時代に優れたジュエリーが多いのです。

このデンドライト・アゲートは、斑のある半透明な石なので、裏から光が入るとイメージが変わり楽しいです♪

石の表面は僅かに曲面にカットしてあり、奇麗に磨かれています。

石にヒビが入っているようにも見えますが、これはヒビではなく石に含まれる内包物です。

フレームにはシードパールがつながれていますが、この留め方もエドワーディアンやデコの物に比べて古い時代をかんじさせるものです。

このピアスは、イギリスで言えばジョージアンなので、金が猛烈に高価だった時代らしい、金の使い方でデリーケートな作りです。

デンドライト・アゲートの周りの彫金はこの時代ならではの繊細で手間の掛かる仕事が成されています。

ピアスの金具もこの時代のオリジナルな物が付いています。

19世紀後期やヌーボーのジュエリーとは違う200年の時を経たゴールドの味わいと、自然な美しさを感じさせるデンドライト・アゲートのコラボレーションは実に好ましいものです!♪

このような希少価値のある素晴らしいピアスが20万円を切る価格でお買い上げ頂けるのは、僕たちが努力しているからと思って頂ければ幸いです。


デンドライト・アゲートのブローチもご覧ください
デンドライト・アゲート ピアス
実物大100円玉の大きさが解る画像 
デンドライト・アゲート ピアス 石の表面は僅かに曲面にカットしてあり、奇麗に磨かれています。 側面
裏
 


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