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[アンティークジュエリー ルネサンス]

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《知られざるカリブレカットの魅力》
カリブレカットは1900年代に入ってから登場する石留めの技術ですが、特にプラチナの人気が沸騰するデコの時代のハイクラスのジュエリーで多く見かけます。
石を留めるのに爪を使わずに石の両側又は三方向の縁を僅かに倒して留めるのです。
連続する石の間に爪が見えないので、サファイヤやルビー、エメラルドなど、石のすっきりした美しいラインが強調されるのが魅力です。

[カリブレカット・エメラルド アンティークジュエリー リング+]
[19世紀 ルビー&ダイヤモンド リング +]
左はカリブレカットで右はカリブレカットではありません。カリブレカットでない方は石と石の間の爪が目立ちますし、石もラインに合わせて綺麗にカットされていないので、カリブレカットのようなすっきりした美しいラインではないのでがお解り頂けると思います。

[カリブレカット エメラルド リング アンティークジュエリー+]


カリブレカットは石のカットの名前ではなく、石留めの名前です。

二つの指輪を比較して見れば、カリブレカットが如何に名脇役かが分かるというものです!

カリブレカットがまだなかった時代のルビーの指輪は、小さなルビーが円形状に連続してセットされていますが、石の形が円形なので隙間が空くし、ラインがすっきりした奇麗なルビーのラインには見えません。それに石を留めている爪も邪魔です。

カリブレカットだとエメラルドなどの色石の美すっきりした美しいラインが出るのでデザイン上とても効果的なのです!

このようなきつい曲線のカリブレカットでしかも割れやすいエメラルドを使った物はとても珍しいのです!

もちろんサファイヤやルビーでもアンティークジュエリーで見られるようなカリブレカットは現代のジュエリーでは、相当高額なジュエリーでしか見られませんし、その場合でも単純な直線上の物しか作られていないのです!!

カリブレカットは、プラチナと登場とともにより発達した石留めの技術ですが、金や銀とは違う、プラチナ特有の固くて粘っこいという特性を活かした技術だからです!

だから、カリブレカットは当時の革命的な新素材プラチナを使ったジュエリーが

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