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[アンティークジュエリー ルネサンス]

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《彫り物系》
【カーブドアイボリー(象牙細密彫り、象牙細工)・細密木彫・その他】

カーブドアイボリー

カーブドアイボリーは昔から好きでずいぶんいろいろな物を扱いましたが、素晴らしい出来の物でも、ブローチのピンは99%が金ではなくて、金属の物が使われています。

これは当時、価格の安い物だったということです。
同じ細工物でも金細工のエリート職人とは、工賃の差がもの凄くあったということなんです。

カーブドアイボリーは、ドイツのスイスと国境を接する山間地の村で作られているので、工賃が安かったのでしょう。
冬は雪が積もる地域だったので、冬の間の生活費を稼ぐ目的で作られるようになったのかも知れません。

でも、その繊細で美しい彫りを見ていると、豊かな自然の中で経済的には貧しくても、精神的には豊かな生活をしていた人たちの仕事ぶりが感じられるのです。

単にお金を稼ぐだけではなく、良い物を作ろうという誇りと優しい気持ちが感じられるのです。

カーブドアイボリーにはドイツで彫られた森の中の鹿、馬、犬などを彫ったとても繊細な彫りの物と、主にフランスで作られた花のモチーフの物があります。

フランスのディエップでも優れた象細工が多く制作されており、現在もディエップの美術館には多くの優れた作品が収蔵されています。

ディエップは港町だったために良質の象牙が手に入りやすかったせいもあるようです。

その他には、ストーンカメオの代用品として作られた象牙のカメオも作られています。


[カーブドアイボリー 鹿 ドイツ アンティークジュエリー+] カーブドアイボリーの傑作!!
『静かなる森の鹿』

ドイツ 1840年〜1850年頃
5,4cm×4,7cm
重量 7,2g
Sold

ハイレベルのカーブドアイボリーの鹿は、最近はピタッと姿を消してしまい、何と三年ぶりの登場です!!

フレームまですべてが繊細で美しい作品で、完璧な仕上げは、カーブドアイボリーの鹿としては、過去40年で三本の指に入る絶品です!!!♪

このレベルの作品は、次はいつ出会うのか、それともこれが最後なのかは皆目分かりません!

ここか画像をクリックしてご覧ください。



[プリニウスの鳩 カーブドアイボリー アンティークジュエリー+] 『プリニウスの鳩』
カーブドアイボリー ブローチ
ドイツ 1860年頃
5cm ×6cm
重量 17,5g
S

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