[タイガークロウ イヤリング
+] タイガークロウ(虎の爪)のジュエリーはヴィクトリア時代の代表的なアンティークジュエリーです。
イギリスの貴族や富裕階級の人たちが、植民地だったインドで虎狩りをして、捕らえた虎の爪でジュエリーを作らせたのです。
まだ動物園もテレビも無かった時代ですから、イラストなどでしか見たことのない虎の爪を使ったジュエリーは、現代の私たちが思うよりずっとエキゾチックな魅力があったのだと思います。
このイヤリングは18金で作られていて、表裏の両面とも全く同じ丁寧な作りです!♪
彫金のレベルも高く、高級な物として作られたことが分かります。
こういう宝石ではなくて、自然の素材を使ったジュエリーもアンティークジュエリーならではだと思います。
インドの虎も絶滅の危機にある訳で、当然、アンティークジュエリーでないとタイガークロウのジュエリーなってあり得ないのですから・・。
動物の爪を使ったアンティークジュエリーは、虎の爪以外では過去にライオンの爪を使った物を一つだけ扱っていますが、不思議にライオンの爪を使った物って作られていないようなのです。
最近ではタイガークロウのアンティークジュエリーもすっかり姿を消してしまったので、これは本当に久しぶりです!
次はいつ出会うことになるやら・・・。