シードパール ペンダント兼ブローチ ロケット付き
イギリス 1830年〜40年頃
シードパール、ゴールド、マザーオブパール
ペンダントトップ:直径 約3.2cm × 約2.8cm
全長:直径 約5.3cm
¥250,000.-
オリジナル皮ケース付き。
わずか 1mm 程度の大きさの天然真珠に穴を開け、ホースヘアを通したものをマザーオブパールに固定するという、大変手間の掛かる細工がしてあります。
しかも、ロケット付きなんて、すごいでしょ!♪♪
左の画像は、相当に拡大されたものですので、下の画像で大きさをイメージしながらお読みください。
小さくてもちゃんと面取りガラスを使ってあるのも良い物の証です。
メインのマザーオブパールの台にシードパールを付ける細工は、手間がかかりすぎるせいか、ジョージアンからアーリー・ヴィクトリアンまでしか見られない細工なのですが、このペンダント兼ブローチには、金具も大変良い物が使われています。
ネックレスを通す輪金具には、面を取った大変凝った物になっています。
また、ペンダント中央のロケットのガラスは、小さいながらも厚みを面取りされたカバーになっていて、高級感が漂います。
そのロケットの周囲には、細かい刻みをいれた金のフレームが取り付けられています。
このような細部にも注意を払っている所が、見所になっています!!
この時代らしいとても上品な金具がついています。
多数の面をとってハンドカットされていますが、これはとても手間の掛かる仕事で、ジョージアンならではの細工なのです!