せっかく沼津に来たんだからと、旧御用邸の記念公園に行ってみました。建物の中に入ってみると驚く程質素で、ルーブルで見たナポレオン3世の部屋と比較してあまりの違いに感慨深いものがありましたね。
　世界で最も歴史のある皇室（王室）は、質素であったからこそ続いたんだろうなと思いました。天皇が滞在する時は、生活に使う為の物はそのたびにすべて運んでいたそうですが、それも無駄な出費を省く為だったと聞いて、あの絢爛豪華な成金趣味のナポレオン3世の部屋は本当に酷かったなとつくづく思いました。
　御用邸のインテリアで気になった事は、謁見の間にあったシャンデリアが変な色の塗料で塗られていた事です。ガイドの方にシャンデリアの材質を聞いたら真鍮だとの事、僕は？？？でしたね。だってどう考えても真鍮に塗料を塗るなんてあり得ないことなので、僕はガイドさんにそのことを伝えたら、ガイドさんは『あのうお客様は芸術家の方ですか？』と言われたので僕は『最近は自称ゲイジュツカが多すぎますからね〜』と言って帰って来たのでした（笑）。まあ、僕は風貌だけはゲイジュツカですからね〜（笑）。先日も出先からタクシーに乗って市ヶ谷田町と言ったら、ソニーミュージックのビルの前で降ろされてしまった(・0・)。