元と小元太のフォト日記 : メルマガお申し込み




Genの知られざる良い店シリーズ-1
「ここが噂のル・マンジュトウ」

 昨日(2006.08.30)、遂に新しくなったフランス料理店ル・マンジョウトウに行って来ました!♪
 まわりはなんにもお店の無い辺鄙な場所に突然現れたこれは徒者ではないというスタイリッシュなお店、以前のお店は谷シェフの素晴らしい料理には似つかわしくない簡素なだけのお店だったから、彼の料理に相応しい素敵なお店になって何だか僕も心うきうきでした♪
 中に入ると1階が厨房で谷さんとお弟子さんらしき数名が調理中、階段を上がると心地良い照明の下に14席の心地良い空間、僕はたった14席と言う数が本当に美味しい料理を食べたい客には重要な事だと思っています。どんなに才能あるシェフでも一人で作るには限界があるからです。テレビや雑誌で紹介される有名な高級フレンチレストランはみんな大型のお店で、例えシェフが所用や病気で休んでも全然影響の無いのが普通ですから・・・。
 ほんとうは14席はオーナーシェフにとっては経済的な効率から言ったら問題はあるのでしょうが、食べる側から言ったら最高に良い条件なんです!♪
 さて、どんな物を食べたか一通り書いてみましょう。
 まずはさっぱりしたシェリーを飲んで心と胃の準備を整えてと・・・。
 
  前菜-1
 鰻の赤ワイン煮、ミルフィユ仕立て、オレンジ香草の香りを添えて(黒い艶消しの大きくて深い器に出てきたのがセンスが良いなと思いましたが、
まるでケーキのように綺麗なのでびっくり!♪食べてみると全然鰻のしつこさが無く、でも鰻の美味しさは味わえるとい谷シェフオリジナルの夏の定番逸品料理でした!♪前菜がこれだけ美味しいとこれから出て来る料理はどれほど美味しい料理なのか期待で胸がわくわくです!
 
  前菜-2
 モンサンミッシェル産ムール貝漁師風、サフラン、ペルノー風味
 小粒の貝で実に美未でした。ブリュッセルのバケツ一杯出て来るムール貝とは大違い!!(笑)
 
  前菜-3
 フォアグラ、スペイン産生ハム、マーマレードの盛り合わせ。ポルチーニ茸、網焼きサマートリュフとともに。(世界一美味しいスペイン産生ハムを使うところがさすがですし、茸も初めて食べる美味しい物でした。)
※こんなに美味しい前菜が三つもあるって贅沢の極みで僕は夢心地でした(^_^)v。
 
  魚料理
真鯛のポワレ・ソースガルム。冷製オマール海老、赤ピーマンソース。(谷シェフの魚の焼き加減はもう芸術の域に達しているのです。その歯ごたえ、美味しさは言葉では表現出来ません!!もちろんソースはフレンチならではの複雑な良い味でありながらも淡泊な味の鯛の良さを引き出す見事なソースでした)
 
  肉料理
子羊ロースのローストのスモーク、焼きカルミヌ(野菜)マリネ添え、(もちろん羊の臭みなど皆無の絶品でおかわりしようと思ったぐらい!)
 
  デザート-1
オレンジ、ゼリー、黒胡椒風味(これがまた黒胡椒が効いているんですよ!♪)
 
  デザート-2
リュバーブのスフレ
 終わりよければすべて良しとは言いますが、美味しいデザートは満腹のお腹を爽やかにしてくれて、次にいつ来ようかと思ってしまう程でした!♪
 まだ終わりではありませんよ、最後のハーブティーがまたいけるんですよ!!♪四種類のハーブをミックスしたオリジナルのハーブティーは香りが絶品でこのスーパーヘビースモーカーの僕も煙草が吸いたいと思うのを忘れるぐらいだったのです!!(笑)
※もしかするとこのメニュウは特別だったのかも知れません?普通はもう少し品数が少ないかも知れません。予約される時は確認してくださいね。

 マンジュトウの魅力は料理だけではありません。谷シェフの料理を知り尽くした美しく優しいマダム楠本の料理の説明や、ワインのセレクトなどのサービスが心に染みるのです♪
 これだけ食べて美味しいワインを日本飲みましたが、マスコミで評判の有名なフランス料理店に比べれば料金は半額だと思いました!
 皆さんどうぞ片桐のHPで見たと言ってこの知られざる名店ル・マンジュトウに行ってみてください。きっと満足する事請け合いです!!♪

電話 3268-5911(席数が少ないので奇数でなく偶数で行ってあげるのが良いでしょう)
金曜土曜はかなり前から予約しないと満席です。
地図はここに
載っています。僕のギャラリーからも歩いて10分ぐらいです。  


以前に書いた文章です

 パリの裏通りのお洒落なレストランと言った風情のスタイリッシュな外観で、いつまでも口の中に残る心地よい余韻を楽しめるフランス料理が出て来るのです!♪
 そう、ここが知る人ぞ知る噂の谷シェフのフランス料理店「ル・マンジュトウ」!!♪
 8年ほど前、日本のフランス料理のレベルを上げるために評論活動をされて来た見田盛夫さんが、「最近、自分でプライベートに純粋に美味しいフレンチを食べたい時に来る店はここなんだよと」と連れて行ってくださったのがマンジュトウだったのです。
 僕も昔は見田さんといっしょに一流と言われる豪華な内装のフランス料理店もずいぶん食べ歩きましたが、谷シェフの料理に勝るものはなかったですね。小さなお店のハンディキャップを逆に生かすための努力はすさまじいとさえ言えるもので、夜型の僕がアローと夜中の3時頃散歩しながら店の前を通ると、まだ厨房の灯りが見え、彼が次の日の料理の下ごしらえをしているのでした・・・。
 僕が谷さんの料理で特に感心するのは魚の焼き方で、これは適度な焦げ目とかりっとした歯触りがあり、良い和食の店でも経験のないような素晴らしいものでした。魚を使った料理ならパリの有名店より数段上なことは間違いありません。
 普通なら絶対やっていけないような辺鄙な場所なのに、今では口コミでいつも満員、かなり前から予約しないと駄目なぐらいです。
 和食やフレンチ以外の料理人も食べに来る人が多いようで、その中には余りの素晴らしい料理に感動して、フランス料理のシェフになることに決心した人も何人かいるそうです。
 器やナイフ、フォークなどもその見事な料理に相応しい物で、特に肉料理用のナイフは、持った時のバランスが見事で、クラシックな形と装飾も、持って帰りたいほどの良い物でした。(笑) 
 サービスは谷シェフの料理の良き理解者、マダム楠本さんの心こもったサービスが素敵です。
 東京の高級なフランス料理店の料金は、一人3〜5万円ぐらいは取られますが、マンジュトウならディナーで1万5千円ぐらいですから、純粋に美味しいフレンチを食べたいならここに勝る店は絶対にありません、Genが自信を持ってお勧め出来るお店です。
マンジュトウの心に染みるサービス


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- All Planning, Design & Photo by Gen Katagiri -

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