HTHP(高温高圧)プロセス

ダイヤモンドに高温高圧を加えることにより、色を変化させる方法。

ダイヤモンドには、色の変化の原因が窒素原子の I 型と、結晶格子の構造が原因の II 型がある。それぞれに a 型と b型があり、この処理によって色が様々に変化する。

多くは褐色で宝石に適さない物に用いる。たとえば、自然の色がブルー系のダイヤモンドにこの処理を行って無色にすることができるが、天然でブルー系のダイヤモンドはそのままで貴重なので行う意味がない。

II 型は無色かブルー系に、I 型は黄色、緑色などのファンシーカラーになる。

GIA では、この処理を行ったことを鑑定書に明記するよう定めている。

どのダイヤモンドがどのように変化するのかある程度分かるので、特殊な分光器を備えた鑑別機関で、高温高圧を行った痕跡を追跡すれば鑑別できるとされている。

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