エドワーディアン ネックレス



この画像でウィッチーズハートにも完璧で美しいミル(ギザギザ)を打っているのが解ります。それに僕はその内側の大きなサークルにも綺麗な線を克明に彫ってあるのに気づいた時思わず嬉しくなって「お〜!」と声を出してしまいました。このような一見無駄なようにも思える細部の繊細で精緻な仕事が
見る人の心に訴えるものなんだろうなと思いますね。これは絶対に間違いなくこの時代のトップレベルの仕事がしてあるジュエリーです。
大きなダイヤを使った高価なジュエリーならまだしも、当時の上流階級の人たちの日常使いのジュエリーでも、これだけの見事な仕事とデザインの物が作られていたのは、使う側の優れた美意識とそれに答えられるだけの技術とセンスを持った職人がいたからです。
そしてまもなく登場する養殖真珠に押されてその姿を消してしまう美しい天然の真珠をご覧ください。僅かに歪ではありますが、天然の真珠で色、照り、大きさ、そして形を揃えるのは現代の人間では想像もつかない困難なことなのです。それは次ページの画像を見て頂ければお解り頂けると思います。

拡大画像-2






 

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