モーニングリング ヴィクトリアン

このモーニングリング(喪に服している間に付ける指輪)は、ヴィクトリア女王が即位した1837年の2年後に作られたヴィクトリア初期の優れた細工の指輪です。上質のカボッションガーネットの周りのシードパール
もとても綺麗な状態ですし、留め方も完璧です。ベゼル(トップ)の外側とシャンク(腕) のブラックエナメルはゴールドの表面描いた物ではなくゴールドを彫ってエナメルを入れて磨いてあるのです!(後期の粗製濫造の物は彫らないで表面に描いてあるだけです)
そして シャンク後部の金色の文字も描いてあるのではなく、彫り残してあるのです!!つまりブラックエナメルの部分が彫り込んでエナメルを入れてあるのです。おれは大変面倒な事で、今では考えられない手間のかけ方ですね。このようにすればエナメルが剥がれにくく、耐久力が出ると言う事なんです。あ、そうそう、ベゼルの縁に繊細な線を彫ってあるのも良いですね♪そしてモーニングジュエリーの興味ある点として、年号が彫られている事です。この指輪もはっきり1839年に作られたと断定出来ますから資料的価値もあるし、その年はどんな出来事があったのか解るとまた面白い物なんですよ(近日中に調べておきます)。
162年も前に作られた 指輪としてパーフェクトコンディションですからこれはお得ですね〜♪(笑)


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モーニング リング
イギリス 1839年
カボッションガーネット、シードパール、18K
ベゼル(トップ)13mm×13mm
サイズ 15
通常のサイズ変更は不可能ですが、内側のアタッチメントを付けて13位には出来ます。



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