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シャンク ベゼル 文字彫り シャンク後部

  モーニングリングは大切な人が亡くなった時、喪に服している時に付ける指輪なので、ヨーロッパでは一部のコレクターしか興味を示さない指輪ですから、中途半端な作りの指輪は売れなくて、アンティークジュエリー・ショップには掃いて捨てる程の山積み状態(笑)!でもここまでの素晴らしい作りの指輪になるとコレクター垂涎の的の指輪なのです!♪
 
 モーニングリングが面白いのは、大切な人が亡くなった年月日が彫られているからで、普通はホールマークがあっても月日までは解らないものですが、はっきりと年月日が特定出来るのです。例えばこの指輪はベゼルの裏にElizabethe Mason died 22 Dec 1824 と彫られていますから(文字自体が美しい)、エリザベス メーソンという人物が1824年12月22日に亡くなった事が分かります。1824年は日本では文政七年(江戸時代)で、作曲家のスメタナ、ブルックナー、作家のアレクサンドル=デュマ(仏)が生まれた年、ベートーヴェンの交響曲第9番初演された年でもありますね。こんな風に年代が特定出来るとどんな年に作られた物なのかが分かるから実に面白いのです♪因みに僕が持っている銀のシガレットケースは1947年(昭和22年)つまり僕が生まれた年に作られた物で、僕が100才まで生きていたら完璧なアンティークになる訳です!♪(笑)一日煙草100本、コーヒー20杯、お酒少々?の僕は長生きする筈ないけど(笑)。でも意外にチャーチルみたいに長生きするかな?(笑)

  1824年頃は金が歴史上もっと高かったと言われている時代でしたから、ほとんどのゴールドジュエリーは
コストを下げる為に全体に薄く作ってあり、カンティーユなどもそんな理由で 出来た技術なのですが、そんな中でもこの指輪は充分に金を使ったしっかりした作りなのが特徴です。シャンクの素晴らしい彫金も充分な厚みがあればこそなのです!♪現代の数十倍もした程高価だった金をたっぷり使って作られたという事は、当然貴族のような身分の高い富裕な人が作らせた指輪で、大切な人への想いもあるからこその見事な作りなのです!♪

 真珠は言うまでもなく天然の真珠で半分にカットされた物ですが、これは天然真珠が如何に貴重な物であったかを示しているのです。そして天然だからこそ200年近く経ってもこのように美しさを保っているのです!!♪現代の養殖真珠という最悪の真珠は、買った時から変色が始まってしまうんですから(爆笑)。
 それにしてもこの指輪の真珠のコンディションは素晴らしい♪それに留め方が良いんですよ。筒状の構造に真珠を入れて縁を倒して留めてあるのですが、周辺には補強と装飾を兼ねて棒状の金を蝋付けしてあり、それがまた格調高いイメージに役立っているのです。ベゼル中央には編んだ髪の毛が入っていますが、面取りされたガラスを見てもアンティークらしい仕事だなと思います。今のガラス屋さんじゃこんな事さえも出来ないんです(笑)。

 巷に溢れる(笑)安物のモーニングリングとぜひ比較してみてください。賢明な皆様はきっとこの素晴らしいモーニングリングとの違いがはっきりとお解り頂ける事と確信しています。それに内容から言って如何にこのプライスが良心的なものかが・・・。

モーニングリング
イギリス 1824年12月22日(ジョージアン)
18K
サイズ 16(変更可能)

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