エドワーディアン ローズカットダイヤモンド ネックレス 実物大
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
『蘇ったローズカットダイヤモンド!!』
エドワーディアン ローズカットダイヤモンド ネックレス
オーストリア? 1905年〜1920年頃
ハート・シェープ ローズカットダイヤモンド、ペアー・シェープ ローズカットダイヤモンド、
プラチナ&ゴールド(14〜18ct)
セミハンドメイド・チェーン 42cm
プラチナ・ボックス型クラスプ
※オールオリジナル
ペンダントの大きさ 3,5cm×0,9cm
Sold
ローズカットダイヤモンドは、ダイヤモンドラッシュが始まる1870年代以前に多くみかけるカットです。

ダイヤモンドの研磨が近代化されるのは、1870年代に蒸気機関によるブルーティング(ダイヤモンドによる荒い研磨)が、1891年に電気駆動のモーターによるブルーティングが発明されてからなので、1870年以前のダイヤモンドの研磨はすべて手仕事ですから非常に手間が掛かったのです!

ローズカットダイヤモンドは、ダイヤモンドラッシュが始まる1870年代以前に多くみかけますが、それはダイヤモンドの産出量が少なかったのと、上記のように研磨とカットの近代化がされていなかったので、カットの面数が少ないローズカットの方がコストを抑えられたからなのです!!

ダイヤモンドのカットをダイヤモンド・ソウ(ダイヤをカットする機械)でカット出来るようになるのは、1900年にアメリカでベルギー移民の技術者により、モーター駆動のダイヤモンド・ソーによるカッティングが発明されてからです。これにより、カットの面数が格段に多く、美しい輝きのオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドが一挙に増え、ローズカットは小さな脇石として使われるだけになるのです。

だからこのエドワーディアンのネックレスにメインストーンとして、ローズカットダイヤモンドが使われているのは異例のことなのです!!
しかもハート・シェープとペアー・シェープなんですから、これは本当に珍しい!!!

それに古い年代のローズカットダイヤモンドとの大きな違いがあるのです!!
それは『蘇ったローズカットダイヤモンド』とも言える物です!!

ダイヤモンドの研磨とカットに機械を導入して近代化されたことと、ダイヤモンドの産出量が増えたことで、クリーンで綺麗な石を使った完成度の高いカットで、且つオープンセッティングに出来るようになったので、古い年代のローズカットダイヤモンドでは考えられないような美しい輝きがあるのです!!♪

しかも若干ブラウンがかったとても照りの良い石が使われているのが特徴で、これは現代の唯安さを求めるために使われているブラウンダイヤモンドとは大いなる違いです!

ローズカットダイヤモンドが主役の座を降りて脇石として使われているエドワーディアンの時代に、敢えてメインストーンにローズカットダイヤモンドを使ったのは、このネックレスの作者がローズカット・ダイヤモンドが好きだったので、近代化されたカットにより、ローズカットダイヤモンドを蘇らせたかったんだろうなと僕は思っています。


ローズカットダイヤモンド ローズカットダイヤモンド
ローズカットダイヤモンド ペンダント上部のハートのフレームの中にハートの台座を置き、その中に
小さなダイヤなので完全なハート型ではないにせよ、ハート型に近いカットのローズカットダイヤモンドをセットしてあるのが素敵です!♪

この拘りが良いではありませんか♪
ハート・シェープ ローズカットダイヤモンド 裏
ハート・シェープ ローズカットダイヤモンド ペア・シェープのローズカットダイヤモンドでしかもオープンセッティングなんて僕も初めてです!!
ハート・シェープ ローズカットダイヤモンド ハート・シェープ ローズカットダイヤモンド
しかもカットの完成度が高く、とても照りの良い石なんですから言うこと無し!♪

エドワーディアン ローズカットダイヤモンド ネックレス  斜め
ハート型の下の部分は正面からは細い線にしか見えないナイフエッジで、上部がプラチナで下部がゴールドですが、これはプラチナの出がけの頃のエドワーディアンならではの作りです!   全体に完成度の高い作りで、洗練されたデザインも正にエドワーディアン!♪
左斜め  
右斜め このペンダントトップは実に美しい形です!♪

エドワーディアン・ジュエリーの特徴と魅力を備えたうえに、とても珍しいカットのローズカットダイヤモンドがセットされている、希少価値のあるネックレスなのです!!
裏全体
ゴールドバックの完成度の高い仕事は特筆ものです!
全体  
セミハンドメイドチェーン&ボックス型クラスプ
細く美しいセミハンドメイドのチェーンは、銀に5%ほどのプラチナを混ぜたエドワーディアンならではの物です。プラチナが今の数十倍もした時代だったので、銀に5%のプラチナを混ぜることで、耐久力を持たせているのです。銀だけではこのような細いチェーンは弱くて実用性が無い為です。
この細さが重要なのです。これが少しでも太かったらイメージが台無しになってしまうのです!

銀が大部分を占めるので、少し黒ずんで来ると思いますが、銀磨きの専用布をお付けしますので、それで軽く磨くだけで綺麗になります。若干黒ずんだとしても、それも100年前に作られたエドワーディアンの証なのですから・・・。

ボックス型のハンドメイドのクラスプ(セーフティー付き)が付いているのも良いですね〜!♪
これがすべてオリジナルの証なのですから!


セミハンドメイドのチェーンとは、マシンで作られた輪を手で一つ一つ蝋付けされたチェーンで、オールマシンメイドのチェーンとは耐久力が違うのです!だからこれほど細く美しいチェーンが100年もの時を経た今でも実用に耐える耐久力が違うのです!!

1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。


ページトップ

Free Call 0120 974 384 年中無休。平日 AM 10:00 - PM 11:00 、土日 AM 11:00 - PM 11:00。携帯電話もOK