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フローレンスモザイク(ピエトラドュラ) |
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美しいモスグリーンでとても繊細で美しい箔押しのオリジナルケース付きなのは、ラッキーでしょう!♪ このような素晴らしいケースが付いているのは、このフローレンスモザイク・セットが、当時ハイクラスのジュエリーとして作られた証なのです。 |
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カラフルで美しいうえに、繊細な象嵌のモザイクにぴったりマッチする精緻な金細工のフレームは、エトラスカンスタイルの金細工を思わせる実に美しいフレームです!♪ バチカンにまで、繊細な金線細工が施されています。 |
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フローレンスモザイクは、まず大理石にモチーフを彫り、松ヤニを入れて下から暖めながら、その形に合わせてアゲートをカットしたピースを填め込むのですが、だいたいの形にカットした後で、僅かの隙間も出ないように石を削るのが大変なのです!(松ヤニが冷えて固まると接着剤としての効果を発揮する) 肉眼で見ても全く隙間が見えないほどの完璧な象嵌は、非常に高度な技術がないと出来ないことです。 このようなモザイクは、沢山のアゲートの中からモチーフに合う石をカットしなければならないので、アゲートが豊富に採れた時代ならではの細工なのです。 ガラスを使ったローマンモザイクもそうですが、20世紀に入るとお土産品レベルの粗末な物に変わり果ててしまうのです。 現代のフローレンスモザイクは、ローマンモザイクよりはまだましな状態で、作家物としてジュエリー以外のテーブルなどの大きな作品が作られてはいますが、もちろんアンティークのようなレベルの物ではありません。 何でもそうですが、小さな物ほど作るのが難しく、採算が合わないからです。 モザイクは当時もカメオのようには沢山の数が作られていないので、今ではこのようなハイクラスのフローレンスモザイクは滅多に出会わなくなってしまっています。 僕はカメオに比べたらとてもお買い得感があると思いますね♪ ※※ カタログに載っているガラスを使ったモザイクもご覧下さい。 《知られざるモザイクの魅力》でどうぞ。 |
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