エトルスカン・スタイルのジュエリーは、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった高い文化を誇った都市国家群エトルリアで作られた、粒金と縒り線を使った素晴らしい金細工のジュエリーのリバイバルです。古代遺跡から発掘されたエトルスカン・ジュエリーは、人間技とは思えない高度な技術で作られていましたが、それに刺激を受けた職人たちが作ったのがエトルスカン・スタイルのジュエリーなのです！

このブローチは外側のデザインもエキゾチックなグッドデザインですし、コンデイションもとても良く、古代のロマンを感じる魅力あるブローチです！♪

縒り線は極めて細い手間の掛かる細工です。まず、細い金線を作るのが大変です。細ければ細いほど作っている途中で切れてしまうからです。そして二本の細い金線を均等に縒るのがまた大変です。それにこれだけ多数のパーツを蝋付けする手間を考えると、今作ったら随分高い物になったろうなと思いますね。だからアンティークジュエリーでさえも、こういう手間を掛けた細工物は少ない物なのです。

裏にはロケットが付いています。

下部のリングはセーフティーチェーン用です。