天然真珠&ダイヤモンド プチ・ペンダント 天然真珠、オールドマインカット・ダイヤモンド、シルバー&ゴールド 1,6cm×1,6cm(本体のみ) イギリス 1880〜1890年頃 Sold 少し歪な形で見る角度によって違う形に見える、如何にも天然の真珠らしいところが魅力です。 そしてその歪な真珠が良く似合う、丸でも四角でもない自然の花びらのような形の銀のフレームに、これも微妙に形が違うオールドマインカット・ダイヤモンドをセット してあるのですが、これがまたこの時代の雰囲気が出ていて実に好ましいと言えます。 南アフリカの巨大なダイヤモンド鉱床が発見され、ダイヤモンドの流通量が増え始めた頃なので、石の裏はオープンセッテッィングになってはいても、20世紀初頭以降のダイヤモンドに比べてラフなカットな特徴です。 形は歪でも何ともまろやかな照りのある天然真珠と、それが似合う自然の花びらのようなデザインのフレーム、それにラフなカットなオールドマインカット・ダイヤモンドのコラボレーションは、19世紀後期におけるダイヤモンド・ジュエリーの魅力が とても良く出ています。 このペンダントの価格は、本来もっと高くて当然ですが、バチカンが後で作られたものなので、この価格になっているのです。 実物は小さな物なので、身につけて楽しむ分にはほとんど気がつかないことですし、これだけの魅力のあるアンティークジュエリーで、この価格なら充分に購入される価値はあると思います。
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