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カメオのような立体感のあるエナメル細密画

エナメルの実物大画像

『まるでカメオのような立体感のあるエナメル細密画!!』
初めて見る人は誰もがカメオだと思ってしまうほど、立体感を感じるこのエナメル細密画は、この道38年のGenも見たことも聞いたこともありません!!!

画像では解りにくいかも知れませんが、実物をご覧になれば、きっと感動されるに違いありません!!


エナメル細密画 アールデコ ラペル&ペンダントウォッチ

アールデコ ラペル&ペンダントウォッチ

カメオ風エナメル細密画、オールドヨーロピアン&ローズカット・ダイヤモンド、プラチナ
ペンダント用のオリジナルチェーン付き
フランス? 1920年頃
ムーブメントはスイスのユーロピアンカンパニー・ウォッチと思われるハイクラスのムーブメントが使われています。
本体の長さ14cm、時計の部分4,7cm×2,2cm
Sold
(オーバーホール代は別途掛かりますが、痛んでいる部品は取り替えますので、ほぼ作られた当時の性能になります)

『まるでカメオのような立体感のあるエナメル細密画!!』


天使の頭部はたった3mmしかない小さな物なのに、表情まで描いてあります!!

竪琴の五本の弦の幅はたった1mmしかないのに、乱れのない美しい5本の弦をエナメルで描くのは正に至難の業です!!

竪琴の持つ左手の指まで描かれています!!
これらのことは、肉眼では余程眼の良い人ではないと見えないほどの超細密なエナメルなのです!!

羽や衣服のドレープの描き方も立体感のある実に美しい ものです!!

文字盤の色も美しく、数字もアールデコらしいスタイリッシュなのも、この時計に相応しいものです!!

この立体細密画とも言えるエナメルが如何に驚異的な仕事なのかは、上部のブローチになっている部分の仕事を見れば一目瞭然です!!

『透かし、ミルグレーション、石留めは20世紀初頭の最高水準』
石留めの技術、空かしとミル は、ジュエリーの歴史上最も繊細精緻な細工と言われるエドワーディアンからアールデコ初期の物の中でも、絶対に最高水準と断言出来る細工なのです!!

『ペンダントウォッチにもなり、別のペンダントを下げても使えるマルチユース・ジュエルー』
時計を下げているダイヤモンド付きの金具も素晴らしい作りで、ペンダント用のチェーンを付け替えれば、ペンダントウォッチになるのです!!

上部のダイヤモンドがセットされている部分は、何か別の物を下げてブローチとして単独でも使えるマルチユース・ジュエルーなのもグッドです!♪

この時計に比べればショーメなどの1000万円もする宝飾時計はガラクタに思えますね(笑)。

エナメルの技法に付いては
《知られざるアンティークジュエリーの魅力》でご覧ください。

1円玉サイズ
エナメル細密画の拡大 文字盤
1円玉サイズ
文字盤拡大 文字盤がまた良いんですよ♪

エナメルの地の色と同じ美しいすみれ色で数字はローマ数字なのもアールデコらしくて良いですね♪

ガラスは八角形の面取りガラスが使われています。

ダイヤの裏の窓の開け方も完璧です。

雫型ダイヤモンド 下に下がっているダイヤモンドは、雫型の贅沢なカットです!!
ミドルクラスの物だと、大小の石を組み合わせて雫型にしてあるものですが、これは完全は雫型のカットです!

もちろん上質の石なので輝きも素晴らしい!♪
ペンダントウォッチ ペンダントウォッチ 裏
オールハンドメイドのプラチナチェーンで下げればペンダントウォッチとしても使えます。

ブローチ部分拡大 ブローチ部分実物大 1円玉サイズ

このブローチとしての金具の繊細で美しい作りには、皆さんが驚かれます!!!

小さなダイヤモンドもすべてローズカットではなく、オールドヨーロピアンカットでとても上質の石が使われているので、まるで厳冬期の朝日に輝く雪原のようにそれは美しく輝くのです!!♪

円形の透かしの部分はプラチナの板を糸鋸で引いて丹念にミルを打ってあるのですが、この仕事はエドワーディアンからアールデコ初期のプラチナジュエリーの中でも群を抜いたハイレベルの仕事で、僕が過去に扱った物の中でも最も優れた仕事です!!!

中央の花形の部分の花弁には、大小の石が使われていますが、小さな石は直径1mmにも満たない極小のダイヤモンドです!!
ブローチ部分の裏 裏の仕上げも驚くほど完璧に仕上げてあります!!


中央の花びら型の部分は、糸鋸で挽いてヤスリで完璧に仕上げてあるのが解ります!!


時計は結構重量があうので、ブローチはネジで留める特殊な構造です。


ブローチ部分の超拡大画像
ブローチ部分の実物大画像 1円玉サイズ このミルほど完成度の高い美しい物は今まで見たことがありません!!
一つ一つを半球状に綺麗に仕上げてあるのですが、この膨大な数を綺麗に仕上げるには、いったいどれだけの時間を掛けたことか!!!
この繊細精緻なミルが打ってあるからこそ、ダイヤモンドも美しく輝いているのです!
これは如何にこのラペル&ペンダントウォッチが、特別の高級品として作られたかの証なのです!!
金具を開いた画像 ブローチ部分の側面
このブローチ用金具には、チェーンを取り外す為の稼働する金具が付いていますが、この作りがまた凄いんです!!

下げてあるパーツの上部を爪でつまんで上に引くと、ダイヤモンドが付いたリングの口が開くのですが、すべてダイヤモンドをセットした細工には驚くばかりです!!

これはブローチとして単独で使えるので、何か小さなペンダントを下げて楽しむことも出来るのです!♪

この部分だけを売ってくれないかと、何人かの方に言われましたが、そんなこと出来る訳がない(笑)。



時計側面の彫金
時計の側面
時計の側面には実に美しい唐草模様が彫ってありますが、固くて粘りけのあるプラチナでは不可能だと言われている仕事なのです!!!
この時計はどれだけお金と時間を掛けて作られた物か、正に空前絶後の素晴らしい細工の時計なのです!!!
ムーブメント トップレベルの時計修復師に見てもらったところ、ムーブメント(機械)は、スイスのユーロピアンカンパニー・ウォッチと思われるハイクラスのムーブメントが使われているとのことでした。

この年代の時計はほとんどの場合、いくつかの部品を作って取り替えてオーバーホールすれば、ほぼ作られた当時の精度に戻せるのです。

ネジ巻きの時計は、100年や200年の時を経ても、優れた時計師にオーバーホールしてもらえば、またカチカチと生き物が生き返ったように動き出すのが楽しいのです!♪
クオーツの時計なんて死んだ時計ですよ(笑)。

全体
オールハンドメイドの素晴らしいプラチナチェーンが使われています。
裏


過去に扱ったアンティーク懐中時計・ペンダントウォッチをご覧下さい。

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